この度、株式会社テクノブレインは、技術ブログを開設しました。

1. ブログの目的

テクノブレインでは、日々の業務を通じて蓄積したノウハウを活かし、お客様のニーズに応じた高度なサービスを提供することを目指しています。

その一環として、日々の業務や研究内容、新たに導入した最新機器情報、現場での活用事例などを皆様に定期的に発信できる場所として、このブログを開設しました。

2. テクノブレインってなんの会社？

まず、事業内容をご紹介します。

テクノブレインは主に作図事業、デジタルソリューション事業を展開している会社です。

「作図」「デジタルソリューション」と言ってもなかなか想像し辛いと思いますので、ざっくりと説明してみます。

3. 作図事業

皆様は「作図」と聞くと何を想像されるでしょうか。

「建物の設計図をつくること」「機械の設計図をつくること」「なにかの図面・図形を描くこと」「CAD」「コンパスと定規を使って線を書く懐かしの数学問題」・・・。

いろいろあると思いますが、弊社の作図事業部では「空調・衛生に特化した機械設備の施工図、竣工図、設計図の作成、またそれに関連する資料の作成」を行っています。

機械設備とは、給水や排水設備、ガス設備、換気設備、空気調和設備、昇降機設備などを総称する言葉です。

その中でも私たちが得意とするのは、空調・衛生に関わるものです。

施工図、竣工図、設計図などは、作成するタイミングや使用目的は違いますが、おもに建物を建てるために作られる図面になります。

つまり「建物内の配管、ダクト、エアコンなどの分野に特化した図面を作成する」ことが作図事業部の仕事です。

「Tfas」「Rebro」と言ったソフトを使用し、パソコン上で作図します。

一般的に作図会社というと、5名程度の少人数の会社や個人事業主さんが少なくありませんが、弊社は海外事務所の人数も含めて50名を超える作図者がいることが特徴です。

この規模は全国的にも珍しい方なのではないかと思います。

これにより厳しい工期スケジュールの物件や、大型物件（空港、病院、大型商業施設など）にも対応しやすい体制を整えています。

また、最新の自動墨出し器などを用いた現場支援作業にも注力しています。

この作業は、最新の機器を用いて現場のインサート墨出し作業などを行います。

「作図」という分野からは一見離れるように思えますが、実は「作図」と密接に関連しているサービスです。

通常、作図と墨出しは別業者が行いますが、これを作図会社である私たちが一貫して行うことで、より現場目線に立った図面を作成することができるからです。

具体的な実績などは、ホームページをご確認ください。

4. デジタルソリューション事業

デジタル機器や技術を活用し、お客様の課題を解決するサービスを提供しています。

具体的には以下のような事業内容になります。

・3Dスキャナーによる計測

・点群データを用いた3Dモデリング

・4K＋3D撮影（ウォークスルーデータの作成）

・VR・ARコンテンツの作成

これらはあくまで一例で、弊社のデジタル機器の活用により、実現できることや解決できることはかなりあるのですが・・・ありすぎるが故に「デジタルソリューション事業部はこんな事業内容です！」と紹介が難しい事業でもあります。

例えば、「文化財を観光地としてPRしたい」というお客様には、4K＋3D撮影で建物をバーチャル空間に再現し、ホームページでのプロモーションに活用することをご提案できます。

また、「現状の図面がないが改修工事をしたい」というお客様には、3Dスキャナーを用いて正確な図面化を提供できます。

工事現場での作業効率化には、VRやAR技術を使用したコンテンツ作成をご提案し、天井内の配管やダクトを現実空間に表示させ、情報共有をスムーズに行うことが可能です。

具体的な実績はホームページ上にも掲載していますので、ぜひご確認ください。

5. さいごに

このブログには、皆様に広く興味を持っていただけそうな情報から、かなり専門的な情報までいろいろな記事を投稿していく予定です。

このブログを通してご興味を持っていただけることがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。