施工図として継続利用
- Tfasと同等のクオリティが必要
- レイアウトや傍記もできるだけ再現
作業ボリューム
大(フルリメイクに近い)
※データ状態によっては、変換ではなくRebroで一から作り直した方が効率的な場合もあります。
こんにちは。テクノブレイン 作図事業部です。
最近、設備設計や施工の現場でRebroの導入が進む中、このようなご相談が急増しています。
「TfasデータをRebroデータに変換したいのですが、どれぐらいの費用と時間がかかりますか?」
通常の作図依頼と違い、CAD変換作業は「どこまでやるか」によって、費用が数倍変わることもある難しい作業です。
そこで今回は、工数を正確に算出し、無駄なコストをかけずに変換を依頼するポイントを、分かりやすい図解とともに解説します。
まず知っていただきたいのは、TfasデータからRebroデータへの変換は、単なるデータ形式の置き換えではなく、Rebro上での再構築に近い作業だということです。
以下が基本的な作業フローです。
STEP①→②→③完了後、STEP④・⑤を必要範囲に応じて反復するイメージです。
自動変換では完璧に再現できない「配管の接続」や「納まり変更箇所」、「文字の連動」をどこまで手動で直すか。「断面図」や「詳細図」などのレイアウトまで再現するか。
これがSTEP④・⑤の工数を増やすことになり、費用に直結してきます。
可能であれば、お問い合わせの際に変換をご希望されるTfasデータ一式をご送付ください。
その上で最も重要なのが、「変換後のRebroデータをどのように使用するか」です。
変換後のデータを使う目的によって、最適な変換範囲と精度が異なります。
以下の2つのケースを比べてみましょう。
作業ボリューム
大(フルリメイクに近い)
※データ状態によっては、変換ではなくRebroで一から作り直した方が効率的な場合もあります。
作業ボリューム
小(コスト大幅ダウン)
💡「取り合い部分のみ詳細変換」など、範囲を絞った対応が可能です。
このように「変換後のRebroデータをどのように使用するか」の違いで、変換に必要な工数(=費用)が変わります。
弊社では作業時間に応じたご請求となるため、変換前のデータが整理されているほど、コストを抑えられます。
費用と作業時間の最適化のため、必要に応じて以下の対応をお願いする場合があります。
変換対象を明確にすることで、解析・確認作業の工数を抑えられます。
判断根拠となる資料が揃うほど、Rebro側での設定精度が安定します。
TfasからRebroへの変換は、事前情報の整理と共有により「適正見積もり」「不要工数の削減」「高品質」が可能になります。
「現状のデータでいくらかかるか知りたい」「どこまで整理すればいいか分からない」という場合も、まずはお気軽にお問い合わせください。
テクノブレイン作図事業部が、お客様の目的に合わせた最適な変換プランをご提案いたします。